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昨年からお味噌作りに参加しています
そのお味噌がとても美味しくて.....『手前味噌』とはよく言ったものです
毎年2月頃 地区のコミュニティーセンターで開かれ
陶房のある地区でつくられた有機栽培の米麹や大豆を使っています
参加者は 潰して混ぜて詰めるだけ...と言うおんぶに抱っこの講習会です
その後9月までの約半年間 常温で熟成させて 少しずつ頂きます
寝かせた容器から食べる分だけ小分けにして冷蔵庫に入れておくポットをつくりました
お味噌ポット/寸法 胴径8㌢×高さ8.5㌢(フタのポッチは含まず)(各4,800円+tax)
フタには持ちやすい 小さなポッチを付けました
口を大きくつくりました
少し大きめなサジも入れやすいように
取手にも指の掛かりを付けました
冷蔵庫から取り出すときに 取手をこちら側に向けて置いておくのですが
親指の掛かりがあると とても持ちやすいのです
高台
自宅用
8分目で約250g
現代のように便利なプラスチック容器のない頃
お味噌も陶器の大きな思い甕で仕込みました
陶器には水を通さないくらいの小さな穴のようなものが開いていて
お味噌の発酵を促したり 外気温との調節を上手にしてくれます
またお味噌は生き物で 常在菌の働きにより深みのあるお味噌になります
*
この味噌ポットも陶器ですが 手取りの良さを考えて薄くろくろを挽いています
そのため少し取り扱いに注意してください
*容器に移したら 一度ずつ使い切ってそのたびに洗ってください
陶器は通気性の良いものですので 永くお使い頂いているうちに外側が少しべたつくことがあります(これはお味噌の水分です)
*お味噌ポット
次回 お砂糖ポット
実生窯 mishougama
焼き物屋 新藤聡子のホームページ 自然豊かな越前の地で 土肌を生かした 普段使いの器をめざし 一つ一つ丁寧に作っています
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