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目の前カウンターの中で
板前さんがつくったお料理を出してくれる お店へ連れて行ってもらった時のことです
美味しいお酒と自慢のお料理を頂いて 締めのご飯とお味噌汁を頂いた時
そのご飯のうつわは 切っ立ちの形でした
見込みの深いところに ふわっと軽く 盛られたご飯は
しっかり粒が立って つやつやで それはもう特別なご飯でした
おいしいご飯のうつわってこんなイメージかも知れない。。。。
角碗/くし目 青 寸法 口径10㌢×高さ7㌢(4600円+tax)
ロクロの技術がしっかりしていないと作る行程の途中で腰から砕け出て割れてしまう。。。
このごろ ようやく目指す感じに 手に馴染む重さに近づいて来ました
くし目部分
呉須(下絵の具 青く発色します)が釉に溶けて少し泣いています
高台
見込み 鉄粉と結晶と貫入で奥行きのある雰囲気。
角碗 くし目青 寸法口径11㌢×高さ7㌢
ロクロも自由に呉須も自由に 土に任せたので 同じ物はありません
作り上げてから その中のいくつかは
ご自宅で楽しむような 小振りなお抹茶碗にお使い頂けるうつわだと思いました
*
ずっと前に。。。
『良いお抹茶碗はご飯もお茶漬けも おいしく食べられるけど 飯茶碗ではお抹茶は頂けない』
何かの本で読みました
そういうわけで名前も『おひつ碗』から『角碗』に
*
お抹茶を 気軽にご自宅で頂くのもとても美味しいです
茶筅一つあれば コーヒーや煎茶のようなゴミも出ません
しかもビタミンが豊富で美容にも良く
そしてとっても素敵です
次回 たなごころ碗
実生窯 mishougama
焼き物屋 新藤聡子のホームページ 自然豊かな越前の地で 土肌を生かした 普段使いの器をめざし 一つ一つ丁寧に作っています
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