ゆったりマグ

2020.秋14

目指す形を決めてロクロ引いているうちに 

もう少しおおらかに 土の動きを捉えたい 

と思いました


ゆったりマグ 寸法 約 口径7.4×高さ7.7 胴径8.3㌢(取手含まず)

(白・青 各3,600+tax)




青/取手 部分


青/高台部分

釉が溜まって綺麗です


白 高台部分


ろくろで粘土が形作られる様子を

どちらかでご覧になったことってありますでしょうか


ロクロの回転で遠心力がうまれて

塊土の中心近くと 塊土の外側とを

手指で挟み込むようにして

土の伸びていく先を決めてやる

粘土は動いて一つの形になる

(小物を引くときの 感覚です)


土を感じること

無理のない姿

それは何というか心地よくて

使い手にも伝わります


もちろん、

作り込んだ楽しさもありますが


土を感じること

忘れずにいたいと思います



(ゆったりマグ 6-9)

0コメント

  • 1000 / 1000

実生窯 mishougama

焼き物屋 新藤聡子のホームページ 自然豊かな越前の地で 土肌を生かした 普段使いの器をめざし 一つ一つ丁寧に作っています